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類似タイトル: ゲーリー(類似するタイトル)

ゲーリー・ハリソン・ジュニア(Gary Harrison Jr.)はシーズン7のエピソード"All About Mormons"に登場したキャラクターであり、ミスター・ハリソンミセス・ハリソンの息子である。

背景[]

ゲーリーをクラスの生徒に紹介する際、ギャリソン先生はゲーリーの来歴も含めて説明している。この説明によるとゲーリーはユタ州から引っ越してきており、また成績優秀で通知表の標語はすべてAであり、レスリングチームのキャプテンも任されていた。さらに歯磨き粉のテレビCMに2度出演したことがある。

外見[]

髪は金色で癖がついている。髪型は右側頭部から金髪を滑らかに流したスタイルである。ターコイズブルーのジャケットはボタンを留めておらず、襟のない白いシャツが見えている。その他には明るい青色のジーンズ、D字型の金属バックル付き灰ベルト、黒い靴を身につけている。

性格[]

ゲーリーの性格は主に家族愛や、モルモン教[注 1]への信仰心によって形成されている。愛想がよく社交的で、物事を前向きに受け止める傾向がある。そのため他の生徒から、いじめやからかいの対象とされた時も気にするそぶりを一切見せない。
 たとえば"All About Mormons"でエリック・カートマンは、自己紹介をする代わりにゲーリーを同性愛者であるとからかった上、公然と辱めようとした。しかしゲーリーは取り乱す様子もなく、むしろカートマンの言葉を機知に富んでいるとして笑顔で称賛した。別の場面でスタンに「ぶっ飛ばす(“kick [his] ass”)」と脅迫された際にもゲーリーは落ち着いており、殴り返さないとスタンに約束した上で、いつか友人として仲良くなりたいと希望を口にしてさえいた。

上記のように対人に関して寛容であり友好的なゲーリーだが、そうかといって自らの意思を他人に操作されるようなだまされやすさは持ち合わせていない[注 2]。宗教観念の違いを理由に友人関係の継続をスタンから拒否された際に、ゲーリーは自身の信仰理由をモルモン教の客観的な分析を合わせて、非常に思慮深い見解を述べた。その一部を以下に引用する。

"All I ever did was try to be your friend, Stan. But you were so high and mighty that you couldn't just look past my religion and be my friend back. You've got a lot of growing up to do, buddy. Suck my balls."

(僕はただ君と仲良くなりたかっただけだ。それなのに君は宗教の違いにこだわってばかりで、僕という人間には決して目を向けようとしなかった。些末さまつな物事ばかりに熱を入れて本質を見極めようとすらしない頭でっかちの赤ん坊とはこれ以上付き合いたくないね。2度とそのツラ見せんなよ)

家族[]

両親[]

ゲーリーの両親は子供に対して献身的であり、また養育能力が高い。そのためゲーリーは両親を心から敬愛しており、また良好な家族関係を築き上げている。

きょうだい[]

4人きょうだいであり、名前はマークジェニーデイヴアマンダという。ゲーリーはきょうだいたちとも良好な関係を築き上げており、けんかはなく、家族として過ごす時間を共に楽しんでいる。またゲーリーを含めた5人全員が音楽をたしなみ、両親やスタン・マーシュの前で歌や演奏を披露している("All About Mormons")。

関係性[]

スタン・マーシュ[]

ゲーリーを「ぶっ飛ばす("kicking his ass")」と脅迫した後、スタンは彼が非常な好人物であると気付いた。そこでゲーリーと友人になったスタンだが、幼なじみ――特にカートマンからゲーリーとの仲をさも恋愛関係であるかのようにからかわれて恥をかかされた後は、ゲーリーと付き合いを続けることを躊躇ちゅうちょしはじめる。
 さらにモルモン教の聖典であるモルモン書[注 3]について意見を対立させたことから、スタンはゲーリーとの友人関係を絶つと決めた。その決断をした翌日、ゲーリーはスタンに向けて宗教観念の違いを受け入れなかったことについて不満をぶつけると、スタンよりも先に友人関係の終わりを宣言(telling him to "suck my (his) balls")した。

脚注[]

出典[]

訳注[]

  1. "モルモンとはどのような人ですか". 末日聖徒イエス・キリスト教会.
  2. ゲーリーと同様の長所を持つが、だまされやすい性格であるキャラクターとしてバターズ・ストッチがいる。
  3. "モルモン書​". 末日聖徒イエス・キリスト教会.


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